♬雲は湧き光あふれて　天高く純白の玉今日ぞ飛ぶ

パリ五輪華やかなりし中、日本の夏を彩る高校野球が始まりました。甲子園球場は開設100周年を迎えたそうです。選手宣誓もそのことに触れながら、ここを夢見、そしてここに立つ幸せ誇り感謝を滲ませるものとなっていました。宣誓といえば、第66回大会福井商坪井主将の「宣誓、・・・若人の夢を炎と燃やし、力強くたくましく、甲子園から大いなる未来へ向かって、正々堂々、闘い抜くことを誓います。」が思い浮かびます。感動的でした。もう40年も前のことになるのですね。優勝旗を掲げ、小関裕而の“栄冠は君に輝く”を背に胸を張って場内一周するのは、今年はどこになるのでしょうか。この純粋さひたむきさには、大谷の34号に歓喜するのとはまた違った魅力が満ち溢れています。まだポカリなどない頃、水筒と塩おむすびを持って炎天下の下、地方大会を見に行った頃がありました。