2023/08/03
正門を入ってすぐの錦木が変なのです。赤く色付き、それがどんどん進行している気配です。まだ8月も初めだというのにです。葉は夏は緑、秋が深まって色付くものと思っているものですから腑に落ちません。去年もこの傾向はあったやに覚えていますが、今年は度が過ぎるように思います。錦木というしこ名のお相撲さんがいます。名古屋場所で快進撃、一時は優勝争いのトップを走りました。郷の錦木も、紅葉前線のトップをひた走ろうとしているのでしょうか。
(以下、柴橋さん投稿です。)
雄株だと思っていたアカメガシワ(赤芽柏)に果実がなっているのには驚きました。そんな馬鹿な、とよく見ると、果実がなっている幹は、雄花の痕が残っている幹とは別の幹です。が、根元は一つの様に見えます。どうやら、雄株と雌株が隣接していて、根元が癒着状態になっているということの様です。果実には、三裂した赤い柱頭が残っているほか、棘状の突起が多数あり、全体に粉がふいた様な状態です。
果皮が割れて中から光沢のある黒い種子が現れ出しました。鳥たちが食べて拡散していくのでしょう。
セリ(芹)の花に、ハナグモ(花蜘蛛)が。バタフライをしているかの様です。上目遣いでこちらを睨んでいるかの様にも見えますが、眼は四つずつの上下2列の八つ目です。主たる下列(写真では上ですが)両端の二つは正面を見ています。
蜘蛛が八つ目なら、セミは五つ目です。アブラゼミ(油蟬)の大きな両眼を結ぶ線上に小さな突起があります。中心線に対称にもう一つ。これで四つ眼。最後の一つは小さな二つの眼と三角形をなす位置にあるのですが、残念、この写真では確認できません。
こちらはミンミンゼミ(蛁蟟)。これも大きな両眼のほかに小さな右眼は確認できますが、ほかの二つはこの写真では確認できません。また次回に挑戦しましょう。
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