2023/02/02
本日、西浜小学校2年生100名ほどが、引率の佐田冨先生ほかに連れられて、庭園見学冬の部にやってきました。すっかり葉を落した落葉樹、緑のままの常緑樹、冬に咲く樹木、これから咲き始める草花、おまけにモグラの話などをしてあげました。終わると一斉に庭園に散っていきます。最初に皆が始めたのはモグラ塚ほじりでした。モグラは出てきませんでしたがたいへん興味深げでした。一区切りつくと木の実、枯れ尾花、綿毛の付いた種子などを見つけてきては、これなあにときいてきます。記録紙に姿を写し取り、説明書きに頑張っていました。2年生の学校行事としての庭園見学はこれが最後ですが、これからも気軽に来てくれるようお話をしてさよならしました。庭で拾った棒切れ、松ぼっくり、木の実などを大事そうに持って、元気に帰っていきました。
(以下、柴橋さん投稿です。)
防寒対策として、樹木は若い芽を厚い衣で覆っています。常緑樹のシャクナゲ(石楠花)の冬芽は大きく、また鱗模様も大柄で目立ちます。
それに比べると全体は小さいものの、鱗模様はその割に大きめな冬芽は、同じく常緑樹のクスノキ(楠)です。
小豆色をした5本の腕を力強く広げて精悍な印象を与えるのは、ユズリハ(譲葉)の冬芽です。
こちらは桜の冬芽です。まだまだ衣に包まっていて、固そうです。
キブシ(木五倍子)の蕾も、まだ赤錆びた釘の様な状態です。それどころか、ますます錆びて痩せ細ってきたという印象です。
トサミズキ(土佐水木)は茶色の皮を脱いで蕾が膨らんできました。咲くときには花は下向きなのに、蕾はまず上向きに伸びます。さて、いつ頃から向きを変えるのでしょうか。
せっかくホトケノザ(仏の座)が花開いたと思ったら寒波襲来で、花は震え上がってしまったのか、姿が見えなくなってしまいました。代わりにまた閉鎖花の時期に戻ってしまった様です。
オオイヌノフグリもまた然り。よく見ると、葉にはこんなに沢山の毛が。まるで棘の様です。
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