2021/02/01
寒風が吹きすさび、雪国では雪かきや屋根の雪下ろしに苦労が続いています。そんな中にも季節は歩一歩と着実に時を刻んでいます。柴橋さんが春のいぶきを届けてくださいました。
桜には、梅同様、沢山の品種がありますが、第一病舍の東と北側には、馴染み深いソメイヨシノ(染井吉野)とオオシマザクラ(大島桜)が見られます。そのソメイヨシノの冬芽です。ソメイヨシノは、葉に先んじて先ず花が咲くので、やや丸味を帯びた花芽が、やや尖った葉芽よりかなり目立ち、また、寒さに耐えるためなのか、短いながらも銀色の毛が見られます。
一方のオオシマザクラは、花と葉が同時に開くので、丸みを帯びた花芽と紡錘型の葉芽が同じくらいの大きさです。暖地が原産なせいか、表面にも毛が見られません。二者択一ならば、冬芽を見るだけで、オオシマザクラとソメイヨシノの区別はつけられます。
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