2023/01/22
岐阜・白鳥高原スキースクールに乞われてスキーレッスンをしてきました。大阪の中学2年生100名ほど、皆スキーは初めてです。男子10人を持ちました。靴の履き方、スキーの履き方、歩行と始めて、3日間の講習で1000mほどのコースをどうにか降りれるようになりました。講習を終え「ゼッケンは誰が集める。」の問いかけに、班長高辻が「ゼッケン、僕がやります。」そして周りの数人が協力して番号順にきれいに並べられて私の手元に届きました。「リフト券は誰が集めてくれる。」には、「リフト券おれがやる。」とすぐ応えたのは14番栗山でした。
高辻は班長なんだけど、いつも控えめでいつも一番最後に滑る。板をよく外す、なかなか履けない。みんなの迷惑になりかねない。「おいお前ら高辻見捨てるんじゃないぞ、助けるんだぞ。チームワークでみんなでうまくなろう。」いつしか声が上がりました。高辻の名は陽太。「陽太一番に滑らせようぜ。」こうして最後には、転びながらも皆が上から下まで滑りました。
子供たちとのこんなやり取りが、私には堪りません。元気をたくさんもらって帰ってきました。
少年と終日(ひねもす)雪に遊ぶかな
植物たちの冬姿を追いました。
(以下、柴橋さん投稿です。)
ホトケノザ(仏の座)の花の蕾がほころび始めました。とは言うものの、寒い日が続くようになってきたので、無事に花が開くかどうか…
昨年よりも地表の草花の開花状況は遅い様ですが、梅の開花は昨年より早い様です。地温と気温の違いでしょうか。
こちらは冬桜。秋から咲いているシキザクラ(四季桜)です。
冬の時期にこそ観察できるのが、葉が落ちた痕である葉痕です。これはヤマグワ(山桑)。ポツポツと針を刺した様な斑点模様は、維管束(いかんそく)という水分や栄養分の通り道の跡です。
こちらはフジ(藤)。維管束の様子がヤマグワとは随分違います。葉痕全体が、人か動物の顔の様にも見えないでもない(?)。
これはキブシ(木五倍子)。維管束の痕は3つの様です。葉がこんなに接近して出ていたのだと認識しました。
キブシの蕾は今こんな状態です。ひと月くらい前は、いかにも花芽という雰囲気だったのですが、この時期になると元気なく褐色に痩せこけて、これが蕾?という容貌になっています。
まだ花が残ったままのナワシログミ(苗代茱萸)の若い果実です。色と形のせいで、重くて下に垂れている印象を持ちますが、元々、花が下向きに咲く習性なのです。ポツンと大きめの維管束が一つの葉痕も一つ見えています。
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