2022/07/14
♫少しだけ心が擦り切れてきたから ひとりで夜明けにこの町飛び出す
僕だけの時間を無駄遣いしながら 時計を忘れた旅でもしようか
・・・
「旅でもしようか」(大塚博堂)が聴きたくなりました。足の向くまま気の向くままに、あてがあるわけでもなく、そんな自由に浸りたい気がして。
コロナがまた増えてきました。皆さんに対策を強いるのはつらいこと。私の宝物の職員がやってくれています。それにみんなが応えてくれます。みんなのお陰で今日もプールが使えます。みんなに感謝・・・です。
もうじき気ままな旅ができるようになります。きっと・・・
(以下、柴橋さん投稿です。)
旧南湖院第一病舎南の並びのモッコク(木斛)が、ようやく開花に辿り着きました。今にも咲きそうな雰囲気の状態が長かったので、やっとという印象です。そして咲いてみると花の命は短くて… 雄花と両性花があるそうですが、咲いたのは雄花でした。
第一病舎の北側入口東にあるマンリョウ(万両)もようやく開花に辿り着きました。ソバカスだらけですが、一つずつ赤い花茎で垂れ下がった沢山の蕾との姿は絵になります。雌蕊は突き出ているので明らかですが、黄色の5角錐が雄蕊の葯そのものだとはちょっと意外な意匠です。
首を垂れて咲くオニユリ(鬼百合)です。花弁の斑点は突起になっているのが判りますね。色からの印象のせいか、はたまた名前のせいか、百合にしては珍しく野生的な強さを感じます。
サオトメバナ(早乙女花)も咲き出しました。蔓性ですから蔓延り易いのですが、うっかり手を出すと異臭に遭いますから御用心を。
(可憐です。ヘクソカズラでしたね。)
アレチギシギシ(荒地羊蹄)の若い果実です。名前は、荒地に多く見られるギシギシの一種という意味ですが、ギシギシの語源は諸説ある様でよくは分かりません。漢字の「羊蹄」は中国での表記をそのまま持ち込んだものの様なので、ギシギシなどと読めるものではありません。
得体の知れない小さな黒い虫がうじゃうじゃと、といった様相ですが、シマスズメノヒエ(島雀稗)というれっきとした花です。うじゃうじゃとして見えていたのは、よく見ればブラシ状の柱頭と葯がほんのちょっとした空気の揺らぎで細かく動いているだけのことなのでした。
(てっきり虫だと・・・)
ヒメクグ(姫莎草)のまん丸い花です。正確には、小穂が球状に集まったものです。「莎草」を「クグ」と読ませるのは無理だと思うのですが、「シャソウ」とは、ヒメクグの仲間のカヤツリグサの古名なのだとか。でも、カヤツリグサはクグとは呼ばれる訳ではないのですから、ややこしいです。
お馴染みのシロツメクサ(白詰草)、クローバーです。こちらは沢山の蝶型花が球状に集まったものです。咲き終わった花から順に下を向く様になります。詰草とは、江戸時代に欧州からの荷物に緩衝材として詰められていたからだとか。クローバーの蜂蜜は世界で最も生産量の多い蜂蜜だそうです。
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