2022/07/21
剪定した枝をチップにしてリサイクルに心掛けています。樹木の足もとをマルチングしたり、散策路に敷いたり、たい肥にしたり、いろいろな使い道があります。チップ材がたくさん出来て植栽担当から活用の相談があったのは先週のこと、すぐ頭に浮かんだのが庭園見学に来るようになった西浜小学校でした。先生に持ちかけると見に来てくれ、快い返事が頂けました。小学校の花壇や畑に、カブトムシの飼育になど活用の場面はたくさんあるようです。今日、リヤカーを引いて取りに来てくれました。地域交流の広がり、長続きするよう無理なくやってまいります。
(以下、柴橋さん投稿です。)
オニユリ(鬼百合)の塔で開花が進み、テンガイユリ(天蓋百合)の別名に相応しく、仏具の天蓋を思い起こさせる姿となりました。
ナンキンハゼ(南京櫨)の果実が着実に大きくなってきました。雌蕊の三裂した花柱の名残がまだ残っているのがご愛嬌です。
クヌギ(櫟)の果実も着実に大きくなっています。外側の鱗片が伸びて益々反り返ってきました。
ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)は花が穂のように並び、下から順に咲いていきます。その開花前線が最先端に及んだ時には、下の花は既に散り終えて若い果実となっていました。
オシロイバナ(白粉花)の花の季節になりました。午後遅くから夕方にかけて開花し、翌朝には萎む夜行性の一日花(一夜花)です。英語では、4時の花と呼ばれるそうです。香りも良いのですが、これは夜に虫を引き寄せるには香りにしかないからでしょうか。ごく小さな蟻は蜜に寄ってきたのでしょうか。
ひょうたん池の水辺にセリ(芹)の花が開き始めました。まずは雄蕊が目立つ雄性期の花の状態です。早速、蟻と蜂が蜜に引き寄せられて来ていました。
蜜に寄って来る虫を見て、桜の花外蜜腺を思い出し、桜の葉を観てきました。花の時期が終わってもまだ蜜を出しているのだろうか、と思ったからです。写真はソメイヨシノ(染井吉野)の花外蜜腺です。こんなに大きくなっていたのにまず驚きました。ベタつきは感じられませんから、もう蜜は出していない様です。他の種類の桜も見て回り、同様であることを確認しましたが、おかげで桜の品種によって花外蜜腺のついている場所が異なっていることに気が付くことが出来ました。
ブラックベリーの果実が熟れてきました。緑から赤になり、そして今は黒くなりつつあります。
傍に咲くアラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草)の花にベニシジミ(紅小灰蝶)が止まりました。こんな止まり方もするのですね。翅は春先の模様から夏バージョンに変わった様です。
ヤブマオ(藪麻苧)の花序に見つけた尺取り虫です。鮮明な写真に収めることが出来ました。斑点と毛が特徴的なので種類を同定出来るかと思って調べたのですが、目下の処は未同定です。
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